Tesla Model 3のモデルの選び方2024年11月

2024年11月4日月曜日

Tesla

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今回は Tesla Model 3 のグレードの選び方を解説します。 Tesla はどんどん仕様変更されていくので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
あくまで私が購入した時点での、私のオススメとなりますので参考の一つにしてもらえればと思います。

まずModel 3 には RWD 、ロングレンジ、パフォーマンスの 3 つのグレードが存在します。
まずはここを選択するのに最も悩むかなと。
詳しくは公式ページを見てほしいですが各モデルのざっくりとした特徴を解説します。

RWD

最も安価なベースモデル
航続距離 573 km
6.1秒で時速 100 kmまで加速
9個のスピーカー

ロングレンジ

最も航続距離が長いモデル
航続距離 706 km
4.4秒で時速 100 kmまで加速
17個のスピーカー

パフォーマンス

最も加速力があるモデル
航続距離 610 km
3.1秒で時速 100 kmまで加速
17個のスピーカー

ざっくりこのようなイメージを持っていただければOKだと思います。
最高速度や細かい内装の差異はありますが、私が悩んだのはこのあたりです。

まず RWD の魅力は価格が安いことです。ざっくりロングレンジと 90 万円の差があります。( BEV の補助金を加味すると価格差は 70 万円)
Tesla のスタッフさんに確認したところ、航続距離は実測値で 400 km 走るかどうかというところです。80 %で約 320 kmです。
高頻度で長距離走行をしない人なら十分な気もしますが、例えば長く乗るつもりでバッテリーの劣化を考えると少し心許ないかなと感じます。
また、搭載されている リン酸鉄バッテリーを定期的に100%充電する運用を公式が推奨(少なくとも 2024 年現在は)しています。
リチウムイオンバッテリーの仕様を考えると劣化が気になりますが、定期的に 100 %にしないとバッテリー残量表記や残航続距離の表示がズレることがあるらしいです。
100 %充電しても劣化率自体は少ないという検証結果も出ていますのでそれほど気にするポイントではないかもしれませんが、やや気になったポイントです。
続いて加速ですが、正直十分ですね。ガソリン車では考えられないほどシームレスに加速できるので 99 %の方は気にする必要がないかと。
最後はスピーカーですが、上位モデルと比べなければ十分に素晴らしい音質です。9つスピーカーがついているので迫力のあるサウンド体験ができます。
ただし比べてしまうと違いは明確なので、ここはぜひ試乗で聴き比べてほしいです。

続いてロングレンジですが、前述のとおり諸々加味すると RWD との価格差は 70 万となります。
実測での航続可能距離は 550 km ほど、東京から大阪まで無充電で走行可能です。80 %充電の場合は約 440 km となります。
三元系リチウムイオンバッテリーを搭載しているので普段は80%までの充電、遠出の際などだけ100%充電する運用が推奨されています。
80%の運用でもロングレンジの100%充電より長く走行可能なのは嬉しいポイントですね。
続いて加速ですが、AWDモデルということで非常に早いです。殆どの人は持て余してしまうくらいの加速力です。
最後にスピーカーですが、素晴らしいです。最終的にここは好みだと思うのでぜひ試乗で確かめてみてください。

最後に紹介するのはパフォーマンスです。
わざわざTesla公式に専用の紹介ページが作られるほど気合の入ったモデルです。
RWDとの価格差は約200万、ロングレンジとの価格差は約100万(補助金を加味すると120万)
航続可能距離は控えめで、実測値 430 km程度、80%充電で約344kmです。バッテリー仕様はロングレンジとほぼ共通なようなので、純粋に電費の差が出ていそうです。
続いて加速ですが、異次元です。3.1秒で時速 100 kmまで加速します。公道を走るジェットコースターですよ・・・。もちろんこの数値はいろいろ条件や事前準備をした上での数値で、普通にベタ踏みしただけだともう少し落ちると思いますが、やはり異次元ですね。
もちろんModel SやXなど、もっと加速の速いモデルはありますが、700万円ちょっとでこれを実現しているのは賞賛に値すると思います。
スピーカーはロングレンジと同様です。

さて、ここまで読んでいただくと殆どの方はRWDかロングレンジかで悩むかと思います。
最も重要視するべきは航続距離だと思うのうで、遠出が多い方はロングレンジを買っておいたほうが後悔は少ないと思います。基本的にロングレンジについてはRWDの上位互換のような存在なので、価格以外でRWDに劣る点はありません。
逆に近場でしか乗らず、安くModel 3が欲しいという方はRWDでも十分満足できるかと思います。
パフォーマンスについてはロングレンジの完全上位互換というわけではなく航続距離が減っています。しかし圧倒的加速力を保有しているModel 3のフラグシップであることに変わりはないです。RWDやロングレンジとは違う特別な内装パーツ、エアサスなど他モデルにはない特別な仕上げとなっている為、間違いなく所有欲を満たしてくれるモデルだと思います。

モデル選びの結論

ここで個人的なお勧めですが、補助金が出ているうちにロングレンジを選んでおくのが丸いと思います。総合的に見て一番後悔は少ない選択肢かなと思います。

ボディカラー

次に決める必要があるのはボディカラーですが、性能には一切影響ないので好みで決めて問題ないです。ただしパールホワイト マルチコート以外はオプション料金が掛かるので要注意です。
また、一つだけ要注意なカラーはソリッドブラックです。これはTeslaスタッフの方から聞きましたが圧倒的に傷がつきやすい(目立ちやすい)とのこと。相当丁寧に取り扱うか、傷を気にしないかの二択と言われました笑。
最初に記載した通りどの色を選んでもいいと思いますが強いて言えばパールホワイト マルチコートをお勧めします。最もTeslaらしい色合いだと感じたのがいちばんの理由です。
また、人と被るから他の色を選択する方もいるようですがそもそも都内でもあんまりTeslaを見かけないので別にいいかなと・・・。
あと、本当に個人的な好みですがパフォーマンスならウルトラレッドもパフォーマンス感あってかっこいいなと思います。(他モデルでウルトラレッドももちろんかっこいいです!)

ホイール

次に決めるのはホイールです。パフォーマンスを選ぶ方は選択肢が一つしかないので飛ばしてください。
Model 3の場合18インチ フォトンホイールか19インチ ノバホイールから選ぶことができます。
ノバホイールの場合は188,000 円のオプション料金がかかります。
ホイールの私のおすすめは標準の18インチ フォトンホイールです。19インチ ノバホイールは迫力がありかっこいいですが、電費が若干悪くなります。航続距離も数十km単位で減ってしまう上に高額なオプション料金が発生します。
コスパだけを考えるなら18インチ フォトンホイールを選びましょう。

インテリア

続いてインテリアのカラーを選びましょう。
ブラックかブラック/ホワイトの2種類から選択できます。
汚れが目立ちにくいこと、オプション料金がかからないことがメリットです。
ブラック/ホワイトについては清潔感がありますが、扱いに気を使う必要があるのと、やはりイプション代がネックですね。
個人的なおすすめはブラックです。

ソフトウェア

最後にエンハンスト オートパイロットとフルセルフドライビング ケイパビリティを付けるかどうかですが・・・。正直今はどちらもいらないですね。
エンハンスト オートパイロットはフルセルフドライビング ケイパビリティから一部機能を抜き出したパックのようなもので、オートレーンチェンジとナビゲート オン オートパイロットしか使えません。
オートパーキング、サモン、エンハンスト サモンも将来的に使用可能になるそうです。

フルセルフドライビング ケイパビリティはエンハンスト オートパイロットでできること+将来的に信号機/一時停止標識コントロールと市街地でのオートステアリングが可能になります。
つまり完全自動運転・・・なのですが、日本では規制の関係か動きがほぼありません。

つまり40万円払おうが90万円払おうが出来ることはオートレーンチェンジとナビゲート オン オートパイロットだけです。これくらい正直無料でやってくれてもいいのではと思ってしまう内容ですが・・・。強いてどちらかを選ぶなら最終的に完全自動運転を実現できる可能性のあるフルセルフドライビング ケイパビリティですね。

ちなみにオートパイロット、所謂ACCは無料でついているので少なくとも車両購入時点ではオプションなしで十分だと思います。オプションは後付けも可能です。
逆に車両購入時点でこのオプションを買うべき人はオートレーンチェンジとナビゲート オン オートパイロットに90万円の価値を感じる人や今後の大幅値上げが怖い人が対象かと思います。

結論

私のおすすめ構成=私が購入したモデルですが、
  • ロングレンジ
  • パールホワイト マルチコート
  • 18インチ フォトンホイール
  • ブラックインテリア
  • エンハンスト オートパイロット:なし
  • フルセルフドライビング ケイパビリティ:なし
このような構成となります。現状かなり満足しています。
実は最後まで悩んだのはボディカラーで傷がつくのは承知でブラックにしようと思ったんですが、内装はブラックがいいなと思っていたので、黒に黒もアクセントがないかな?と思いパールホワイト マルチコートにしたという経緯があります。
結果、白は車自体が大きく見えるので迫力もあり大満足です。内装を白にしていたらボディは黒を選んでいたかもですね。補助金が入ったら・・・もしかしたらフルセルフドライビング ケイパビリティ付けるかも・・・。

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