今回は2021/1/1に実装された千子村正の詳細な性能解説と評価を行っていきます。
千子村正は2017年10月14日に配信された英霊剣豪七番勝負(屍山血河舞台下総国)で初登場(立ち絵のみ)し、SNオタクを沸かせました。
それから丸3年以上を経てようやくの実装です。
千子村正は2017年10月14日に配信された英霊剣豪七番勝負(屍山血河舞台下総国)で初登場(立ち絵のみ)し、SNオタクを沸かせました。
それから丸3年以上を経てようやくの実装です。
基本性能
HP 2153/14680 ATK 1757/11373となっており、HPに関してはセイバー全体でトップクラス、ATKに関しては最低クラスです。
コマンドカードはQuick×1 Arts×2 Buster×2と平均的。後述しますがクラススキル『騎乗』を持たないこと、そしてヒット数が少ないことからQuickの性能が数年前のサーヴァントレベルで、星出しには期待できません。
特性としてはサーヴァント、人属性、混沌属性、人型、男性、セイバークラスのサーヴァント、今を生きる人類を保有、エミヤ(アーチャー)と若干違う構成なので注意。
保有スキル
様物[B+] CT7~5
自身のQuickカード性能をアップ[30~50](1T)
自身のArtsカード性能をアップ[30~50](1T)
自身のBusterカード性能をアップ[30~50](1T)
自身のスター集中度をアップ[500~1000](1T)
スターを獲得[5~15](1T)
業の目[A] CT8~6
自身に無敵貫通状態を付与(1T)
回避状態または無敵状態の敵に対してのみ、自身のクリティカル威力をアップ[50~100](1T)
自身のスター発生率をアップ[50~100](3T)
自身のクリティカル威力をアップ[50~100](3T)
焔[EX] CT8~6
自身のNPを増やす[30~50]
自身に〔焔〕状態(通常攻撃時にNPを増やす状態[5~10])を付与(3T)
まずS1の様物ですが、倍率を見ただけでわかる壊れスキルです。
高倍率の各色バフに加えスターを出しつつスターを吸い上げるてんこ盛りスキルです。
エミヤの回路接続の変異版ですね。
S2はエミヤの持つ鷹の目の完全上位互換です。
無敵貫通効果があるので周回だけではなくストーリーで刺さる場面も多そうです。
特定条件下ではさらにクリティカル威力が上がります。
これだけ盛ってCTは据え置きです。
S3はNP50チャージです。
現状セイバークラスは伊吹童子とこの村正だけがNP50族なのでこのスキルがあるだけでも引く価値があるといえます。
特にイベントではNP50礼装を装備させる機会も多く絶対に腐らないスキルです。
更に焔状態が3T継続するので高難易度等でも大暴れしそうです。
クラススキル
対魔力[B]
自身の弱体耐性をアップ[17.5]
陣地作成[A]
自身のArtsカード性能をアップ[10]
自身のArtsカード性能をアップ[10]
刀剣審美[A]
自身がフィールドにいる間、味方全体のクリティカル威力をアップ[5]
当代不吉[B]
自身に〔王〕特攻状態を付与[20]
対魔力に関しては言わずもがな、あるだけマシなスキルです。
陣地作成は単体で見れば大したことないですが様物を使った場合は60、後述する宝具を撃つと70以上の青バフが掛かります。狂っている。
刀剣審美はフレーバースキルみたいなものでほとんど実感はできません。
当代不吉はなんと常に王特攻状態を付与!倍率も実感できるレベルのものでこれが常時付いているのはかなり大きいです。
宝具
無元の剣製[Arts]
自身のArtsカード性能をアップ<OC:10~30>(3T)
&宝具威力をアップ[10](3T)
+敵全体の攻撃強化状態を解除
&強力な防御力無視攻撃[Lv:450~750]
3ヒットする全体Arts宝具です。
特徴は宝具発動時、攻撃前にバフが乗ることと、そのバフが3T持続するので打てば打つほど強くなる点です。
Arts性能が上がるので打てば打つほどシステムがし易くなる、正にアーツシステムセイバーの一つの到達点インフレです。
他セイバーとの比較
村正が実装されるまでのセイバーはB5枚、暴力の化身アルトリアとセイバー初NP50族伊吹童子の2トップ状態でした。
アルトリアとの比較をすると宝具一発一発の火力はアルトリアに軍配が上がります。
しかし連射をしていくと当然村正が上回ります。
周回面では好みの問題もありますがシステム適応のある村正が上、といってもよいのではないでしょうか。
箱イベなどの変則周回ではアルトリアのほうが使い勝手がよさそうです。横バフ、B変更、このあたりの強さはスカサハ祭を経験したマスターなら身に染みているかと思います。
村正はクリを自分で出していけますがあくまで自己強化のみで残念ながら横バフがありません。
伊吹童子と比較をすると、NP50即時チャージでブッパ可能な使い勝手の良さは同じ、単純な火力なら伊吹童子の方が上です。(特攻抜き)
伊吹童子はB3なので素殴り面でも高火力を出しやすいです。
ただし、伊吹童子では現状連射システムは不可能なので、アルトリア同様周回のし易さでは村正が上といってよいですね。
変則周回ではどちらもNP50という長所があり、その他スキルを加味してもほぼ五分五分な気がします。(クリ倍率の高い村正が若干上な気もしますね。)
ただ、どっちが強い、弱いという話ではなく、例えばNP50礼装があるイベントではシステム組むより伊吹、村正を同時運用した方が圧倒的にポチ数も少ないのでどちらも良きかなと思います。
Twitterなど見ているとなぜか●●のほうが強い!●●を引くなんて石の無駄!みたいなチクチク言葉を吐き出している人がいますが・・・
スペース・イシュタルとの比較
現状アーツシステム最強と謡われるSタルとの比較ですが・・・。
使用感はほぼ一緒です。
村正だと弓が、Sタルだと月(ほぼ無い)が若干回りずらい程度です。
総評
強いね!!!!
Artsシステムだけで見ればSタル同様本当に最上位にいます。
敵編成が3-3-3でなくてもシステム可能な回収率、狂ったスキル、キャラクター性で引いて後悔はしないキャラです。
宝具3、もしくは宝具レベル2+聖杯フォウマなどで安定してだいたいどこでも回れるようになります。もし宝具強化なんか来たら宝具1でもどこでも行けるぶっ壊れキャラになりそうですねぇ・・・。
ただし、完成形Sタルをお持ちであればシステム面だけでわざわざ村正を引きにいかなくてもよいかと思います。
システムを抜きにしてもNP50を持った希少な全体セイバーなのでキャストリアがいなくても引きに行くのは二十分にありです。
これはFGOあるあるなのですが、ピックアップされるキャラとされないキャラの差がひどいです。ギルガメッシュなんて10回近くピックアップされていますが、数年単位でピックアップされていないようなキャラもいるゲームです。
村正はなんとなくピックアップ回数絞られそうな気がするので、後悔だけはしないようにしましょう。
「宮本武蔵? ああ、知ってるよ。男じゃなく女のだがな。」(オタク、少し泣く。)