SSDの寿命について考えてみた

2015年2月17日火曜日

Apple Mac

t f B! P L

MacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)でようやくSSDデビューを果たしたSenaです。

HDDに代わるPC用ストレージの主役として注目されており、NAND型フラッシュメモリを利用したSolid State Drive、略してSSDだそうです。

そのメリットは機械動作を行なう部品を持たないこと。
半導体チップと基板のみのシンプルな構造で、データの読み書きはメモリセルにかける電圧を制御するだけでよいこと。
この構造的なメリットから、性能、静音性、省電力……あらゆる面でHDDの限界を大きく超えるポテンシャルを持つことが挙げられます。もちろん金額も。


寿命

SSDを採用したMacで大容量のデータの管理なども高速で行うことができ、非常に快適なのですが、SSDになって気になったのは寿命です。

SSD(NAND型フラッシュメモリ)にはHDDと違い書き込み回数の限界が存在し、それに達すると壊れてしまう、というHDDには無いデメリットがあります。
いいことばかりではないのですね。

SSDはHDDに比べ高価ですし、そう簡単に壊れられては困ります。
なので、実際にどのくらいで壊れてしまうのか調べてみると、The Tech Reportが実際に実験をし、その記事をGIGAZINEが日本語でまとめていました。

結果的に言えば、最も早く限界を迎えたIntel 335でさえ700TBという書き換えが可能であり、これは毎日10GBのデータ書き換えを行っても7万日つまり約190年もつという計算になるため、SSDの書き換え寿命を心配する必要はほとんどないとのこと。


つまりSSDの書き込み回数はそんなに気にしなくても良い、ということみたいです。


パーティション分割

SSDはパーティションを分け、片側に書き込みを続けると壊れやすくなる、というのもネットで見かけたので、こちらも調べてみましたがどうやらSSDの場合、複数のパーティションに分割して運用し、うち一部のパーティションのみに読み書きが集中しても、フラッシュコントローラーが、書き込みを平準化するよう自動的に処理するので、パーティションを分けて運用してもフラッシュメモリーの一部だけが劣化することは無いそうです。


まとめ

とりあえず書き込み回数などで壊れることは、The Tech Reportのデータ的には、なかなか起こりそうにありませんが、調べると2-3年でSSDが壊れてしまった、なんて人もいるのでやはり万一に備えておくのは大切ですね。

そろそろAmazonで据え置きのHDDを購入しておかないとなぁ・・・

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